そこには見えるはずがない者が映っていたんだ。

それはいやそいつは白いワンピースをきた女だった。顔を窓にベッタリとつけてこっちを見てる女をみて俺は「オイオイとうとう頭がいかれちまったのか?」と呟いていた。

そしたら窓の外の女が「いかれてなんかいないっすよ~」と返事を返しきたからもうビックリしたよ。

目をこすってまた窓を見るとそこには何も映っていなかった。なんだただの幻覚かよビックリさせやがって。幻覚を見ること事態が尋常じゃないがこの時の俺の頭にはそんなことはまったく考えていなかった。

辺りをふと見渡すと床の上にいつも見慣れたものがあった。
人の上半身だったしかもさっきの女だ。ただ呆然と見てる俺に対して女がニヤニヤ笑って「オーバーケーだーぞ~」と言ってきたので俺は近くにあった木刀を女目掛けてから竹割に振り下ろした。