鳥籠の華






檻の外にいた男がサンに近づいてきた





少し髭のはえた薄汚い男はここのオーナーである






「おい、お前よかったな明日受け取り来るってさ」







ニタリと煙草を吸いながら言い放った






オーナーの吐いた煙がサンの頭上にかかる






「可愛がってもらえよな」





鉄格子の間から手を入れサンの顎を持ち上げる





「いい面してんだからさ」





自然と目が合う





「はい…」





サンは静かに呟いた