チトセとバルドが話しているがファイにはもう聞こえない。 ――いつだって この手から零れ落ちていくのは… 「本当に申し訳ありません…っ!!」 チトセの悲痛な声が響く。 怒りさえも沸かなかった… 自分の希望を見出だしたものばかりで―――……。