今度こそは傷つけさせたりしない。絶対に。 ――傷つくのは俺で十分なんだから。 ***** シャッーシャッーー バルドが部屋のカーテンを閉める その様子を見て、もうこんな時間か…とぼんやり考える サンの体調は大丈夫だろうか? 食欲はあるだろうか? 次々に疑問は生まれてはくるが 答えなんか出てくるわけもなく… サンを見ることでこの不安も消えることだろう。 少し心が重くなったのと同時に跳ねたのが分かった。