鳥籠の華






「まあ、俺は吸血鬼だしね。怖いのは当たり前かな?………だって」




ファイは言葉を止めて、



顔を首元から上げサンを見つめた



サンも続きが気になるのか



顔をファイに真っ直ぐに向けている





――だって…





「血を吸われたら死んじゃうもんね。そりゃ怖いよね」




にっこり笑いながら言うファイ



発せられた言葉はその笑顔には合わない言葉だった



そしてまたサンの身体が強ばる