クローバー

「君がそんなに熱い奴だとは思わなかったな。君だけは殺したくなかったんだが、仕方ないね」
「望むところだ」
やはりこいつとは戦う事になるか。
「セイ…」
ヨツバが心配そうに声をかけてくる。セイは心配かけないようにヨツバに笑みを見せた。
「心配するな…お前は絶対に渡さない」
「カッコイイね、セイ」
「レオン!」
斬撃の雨を降らせるが、レオンはそれを軽々と避け剣を振った。その時、レオンの刃が鞭のようにしなりセイの肩に当たる。
「く…なんだそれ…」