クローバー

「セイ隊長がどうしてそこまで女神を守りたがるのかは分かりません。私にとってその女は戦争を起こす疫病神でしかない。けど、セイ隊長と約束したんです」
「……」
「セイ隊長の命を背負うと」
「サヤ…」
お前…その約束をずっと胸に刻んでいたのか。私はお前を裏切ったにも関わらず。
「行って下さい。まずはレオン総隊長を止めないと、戦争は止まりません」
「だが…」
ヒナタは今のお前に勝てる相手ではない。だがサヤはセイに初めて小さく笑った。
「死にませんよ…セイ隊長が死ぬまでは」