クローバー

そしてヨツバに傷を治してもらい、セイは立ち上がった。
「ありがとう、助かった」
セイはサヤに視線を移したが、サヤは膝を着いたまま微動だにしない。受けたダメージが強すぎて動けないのか。でもまたいつ攻撃してくるか分からないから、気は抜けない。
とその時、
「セイ!」
ヨツバの叫び声に振り返ると、ヨツバがヒナタに捕まっていた。
「ヨツバ!」
慌てて手を伸ばすが、ヒナタはヨツバごと後ろに跳ぶ。
「セイ、いい加減諦めてよ」
「うるせえ…ヨツバを離せ!」