「はあ…はあ…」 豊かに広がっていた森は、二人の周りだけ木も草も無いただの地面となり、その二人の攻撃により小さな火が起こり、地面には穴が開き、そこはもう戦場だった。 砂埃が風に乗って行く中で、セイは息を切らしながら前方の魔女を睨み付けた。 「しぶといな…ヒナタ」 「あんたもね…」 セイと同じように息を切らすヒナタ。どちらかが攻撃を止めれば、すぐ楽になれるのだが、それは絶対にしない。 こうなってしまった以上、どちらかが倒れるまで攻撃は続く。 ほら、また。