約束した日から、セイさんは他の魔女に気付かれないように夜遅く、毎晩木に登ってフタバと話しをした。 女神の事は一切話さず、騎士での仕事や、コトハの話し。街へ行ったら何をしようかとか、たわいない話しだが、フタバはとても幸せだった。 だが、 「今日はセイさん来ないのかな…?」 いつものように窓を開けて待っているが、いつもの時間になってもセイさんは来なかった。 「仕事でも入ったのかな?」 セイさんは怠け者だけど、騎士としての誇りはちゃんと持っている。話しをしていたら分かる。