クローバー

国を背負い国を守る。
なのに何で好きじゃないんだろ。手を組んで任務をこなす事もあるのに…。するとヒナタは窓枠に肘をつき、
「あいつらのが目立ってんじゃん」
「それだけ?」
確かに騎士のが国民から感謝されたりしている。魔女は恐れられてるからそんな事はない。
ヒナタは目立ちたがりだから、変に対抗意識があるんだろう。
「セイさんかぁ」
また視線を下に移すと、コトハと話していたセイさんとふと視線が合った。