十字路を渡ろうとしたら、車がいた。


あーぁ、あたしも死んじゃうのかなぁ?


車のクラクションと、誰かの声がきこえた。

そして、後ろに引っ張られた。

気付くと、車はいなくなって、あたしは誰かに抱え込まれていた。

「おい、楓。かーえーでー!大丈夫か?」


あれ?生きてる。ってか裕介?