メイドなあたしとイジワルご主人様。

「しかたないなぁ。じゃあ、あと1つだけだぞ。今日最後のは、茶道だ。着付けは清さんにやってもらっていいぞ。」

そう言われてすっごく嬉しかった。実は、まだ1人で着物着れなかったんだよね。

「じゃあ、茶室で待ってるから。うまいお茶を飲ませてくれよ。」

わー、なんか期待されちゃったよ。

まぁ、茶道はちょっとやったことあったから、余裕だけどね。

そうしてあたしは清さんとともに、着物の置いてある部屋へ向かった。