そう書いた手紙をあたしは二つ折りにして机の中にしまった。

出せない手紙が、たくさん溜まっている。


そして、気付くと、涙が溢れ出していた。


裕介…

早く帰ってきて。


あと1年半なんて、待てないよ。

一緒の大学に行けるの、楽しみにしてるんだからね。


帰ってきたら、ビックリさせちゃうもんね。


頑張って、たくさん勉強したんだから…


Fin.

【メイドなあたしとイジワルだんな様。に続く…♪】