メイドなあたしとイジワルご主人様。

制服を着て、聖斗の方へ向かった。


「聖斗。行こ?」

そう言って、あたしは聖斗の左腕に手を絡ませた。


でも、聖斗は裕介と美紗が行った方向を見つめていた。

「聖斗?どうしたの?」


そう聞くと、はっとしたようにあたしの方を向いた。

「あ、ごめん。まずどこ行く?」


あたしが裕介と行きたかった所。

それは…