メイドなあたしとイジワルご主人様。

この子、本当に裕介が好きなんだろうな。

「じゃあ、そろそろ店番交代みたいだし。じゃあ。」


そんなこんなをやってるうちに、いつのまにか12時になっていた。

「楓。店番交代の時間。」

そう言ってきたのは紗枝だった。


「あ、紗枝!ありがとう。じゃあ、よろしく。ちゃんと劇のときにはきてよね。」


そういうと、あたしは聖斗に待ってて。

と声をかけて、隣の空き教室に向かった。


さっさと制服に着替える。