ぎゅっとして

「あー、そうかも。でも諦め悪そうじゃん、彼。取り巻きも性質悪いしさ。優衣、気をつけてよね?」


「うん、ありがと」


そう言ってあたしは、心配顔の美玖に笑って見せたのだった・・・・・。



昼休みになり、あたしはカフェテリアへ行こうと美玖に声をかけたのだけれど・・・・・


「ごめ~ん、今日は相馬っちと外に行こうって言ってるの」


頬を染めつつ、すまなそうに謝る美玖。


「あ、そうなんだ。いいよ、別に」


あたしが言うと、美玖はちょっと声を潜め、


「そこで寝てる人、誘って行けば?」


と言ってチラリと後ろに視線を向けた。


そこには、机に突っ伏して居眠りする慧が・・・・・


「あー・・・・・うん・・・・・」


起きてくれればね・・・・・