『うらまれてそうだよね~、優衣。ケイ君もてるから、気をつけたほうがいいよ~』


あたしはノートの切れ端に返事を書き、美玖に返す。


『慧に言ってよ!何で毎回筆記用具持ってこないであたしの使うんだ~!!』


『優衣のがいいんじゃない?毎回優衣のうしろに座るし。ふふふ 愛されてる~って感じ?』


『そんなんじゃない!!』


『告っちゃえば?』


『無理』


『絶対うまく行くって』


『ありえない』


そんなやり取りを続けていたら・・・・・


突然、うしろから頭を小突かれた。