―――小学4年生
私は初めて恋をした。
いわゆる初恋と言うやつだ。
初恋は叶わない。
とは言うが、私の場合叶ってしまった。
その時、同じクラスで隣の席の男の子。名前は、覚えてない。ただ、モテる男の子だった事は覚えている。
ある日、お道具箱(懐かしい響きで慣れないけど)の中に可愛い封筒が入っていた。
『また女の子が隣の席と間違えたのかな?』と思って宛名をみた。
『鈴木へ』
汚い字で書かれた名前の横には、見覚えのあるキャラクター。隣の男の子が大好きだったキャラクターが。
すると遠くからクラスの女の子の声と、その男の子の声が聞こえた。
「ねぇ!あの封筒で良かったのぉ?」
「あ、大丈夫。ありがとう」
私は恥ずかしくてトイレに逃げた。
人を好きになること、そして相手も同じ気持ちでいてくれたこと、恥ずかしいことではないのにすごく恥ずかしかった。
でも結局、すぐに自然消滅…って感じだった。
初恋からして中途半端だった。
本当に好きだったんだけどな…。
私は初めて恋をした。
いわゆる初恋と言うやつだ。
初恋は叶わない。
とは言うが、私の場合叶ってしまった。
その時、同じクラスで隣の席の男の子。名前は、覚えてない。ただ、モテる男の子だった事は覚えている。
ある日、お道具箱(懐かしい響きで慣れないけど)の中に可愛い封筒が入っていた。
『また女の子が隣の席と間違えたのかな?』と思って宛名をみた。
『鈴木へ』
汚い字で書かれた名前の横には、見覚えのあるキャラクター。隣の男の子が大好きだったキャラクターが。
すると遠くからクラスの女の子の声と、その男の子の声が聞こえた。
「ねぇ!あの封筒で良かったのぉ?」
「あ、大丈夫。ありがとう」
私は恥ずかしくてトイレに逃げた。
人を好きになること、そして相手も同じ気持ちでいてくれたこと、恥ずかしいことではないのにすごく恥ずかしかった。
でも結局、すぐに自然消滅…って感じだった。
初恋からして中途半端だった。
本当に好きだったんだけどな…。
