口から漏れた言葉に自分でもびっくりして慌てた。
唖然としているようちゃんに苦しい言い訳をしてみる。

「…!い、意味が、ち、ち違うのだよ!せ、先生としてあこ、憧れてるって言うか…その…」

「…ぷっ!そんなに言い訳しなくても!ほんと、最後までおもしろいヤツだなぁ………」
ようちゃんは自分の言った『最後』という言葉に、急に現実をつきつけられたような顔をした。


「…ようちゃん!そういえば!記念写メ撮ろ?」

「…そうだな☆」
これが最後だなんて事、最初から分かってたじゃん…。だけど、これが最後とは思えないんだ。

これからがある2人みたいに
写メには写ってたよね。






ようちゃんの笑顔、今でも携帯に入ってるけどね、昔の画質は悪すぎてやっぱりボヤけてる。

笑っちゃうよね…!


ねぇ、今でもあなたは笑ってる?

会いたいよ

って、もうようちゃんはおじさんになってるかな?