「お前、真剣な話ってそれかよ…。まぁ女の子は恋の話が好きだからしょうがないか…。」

「別に恋バナが好きなわけじゃないよ?ただようちゃんの事が気になっただけ☆」

「鈴木って…やっぱばかだろ…」

そう笑いながら言ってお弁当を片付け理科室の鍵を手にとった。

「俺午後から向こう(私立女子中)だから出るぞ!」
「はいはぁい☆」
ようちゃんは鍵をしめながらチラッと私を見て、あほって小さく呟いた。
「うるさい…おじさん」
「んだと?」
頭をぐりぐりされたけど、この痛みが少しでも長く続けばいいな、なんて乙女チックな事を考えていた。








もう隠さないよ



もう隠せないよ





私はようちゃんが














好きだよ