「それは、どうしても、なのかい?」

キミは少し驚いたような顔をした。

「どうしても、なんだよ。」

キミには、もう会えないのかい?

なぜ行くんだ。

いいじゃないか。ここにいてよ。

次から次へと。それはもう、沸き立つあぶくのように。

しかし、あぶくは水面ではじけて、心にやるせないもやもやだけが巡る。

キミは何かを察したように、溜め息のようにつぶやいた。

「キミには、ぼくじゃなくても素敵な仲間がたくさん、いるじゃないか。」

頭のてっぺんから、ぴりぴりと静電気が体の真ん中を走った。