「梨華か。お前も明日は朝練あるんだろ?俺のこと心配する前に自分が寝ろよ~」

梨華は俺が頭を小突くと、その手をくすぐったそうに掃い除けようとしている。

「きゃんっ…わかったよぅじゃあまた明日ねおにいちゃん」

部屋は再度静寂した。

もう寝るとしよう。

俺はパソコンをシャットダウンした。