そのまま
抱き合っていた。


おばあちゃんも海二も別の部屋にいるのに…




「瑞穂…おばあさんいるんだろ?そろそろ離れないと…」


慎二が離れようとする。








「いや…ギュッてして?」


「はは。さっきからずっとしてるのに」


そう言いながらも
もっとギュッとしてくれた。