私はその言葉を聞いて今までだらんと下ろしていた腕を慎二の背中に回して抱きつき声を上げて泣いた。 「慎二…慎二…」 「今までひとりで不安だっただろ?…ごめんな… もうずっと一緒にいるから…俺が瑞穂を幸せにするから 三人で幸せになろう!!」