私と慎二の別々の道を歩むことになった瞬間だった… 「…うん………慎二も留学、頑張って…幸せになって…ね」 「…あぁ」 「じゃあ、帰るね…」 「…送る」 「…いい…タクシー…拾うから」 早く1人にならなくちゃ。この涙が流れる前に…