あなたの幸せ、私の幸せ


今までゴソゴソと音がしてたのに…何も音が発してない。



慎二の動きが止まってる。
見なくても分かる。







「瑞穂…何て?」





「だから…私と別れて…」








慎二がゆっくりと私の前に座った。