『○○運輸でーす』

お?!やっとプリンが来たか。


『ご苦労様です』

俺は箱を受け取りリビングに戻る。


「誰だった~??」

なんて言う柚木ちゃんはカレーを完食。
なんかうちに馴染んでないか?



『柚木ちゃん、甘いもの好き??』

そう聞くと目をキラキラに輝かせ大きく頷く。



『じゃあ…プリン、食う?』








「おっいひぃー!!」

プリンを一口頬張ると柚木ちゃんは言った。


あ、うめぇや、このプリン。

テレビに出るだけある。



「修司はさ、甘いもの好きなの??」


『まあね』


「そーなんだっ

ちょっと意外だな~」


柚木ちゃんはそう言って笑う。


なんか俺…すっげぇ幸せだ。

だって目の前に柚木ちゃんがいるんだぜ??


うちの学校で人気ナンバーワンの教師で…

って言っても今の柚木ちゃんはそういうふうには見えないけど。