『うまい?』



「おいひぃ!!」


あと1時間煮込むところを中断して柚木ちゃんに出す。

まあ1時間でも十分イケると思う。


と、いう俺の見解は正しかったようで。

見てるだけで満腹になるくらいの勢いで食べる柚木ちゃん。



俺は肩肘をつき、柚木ちゃんの見事な食べっぷりを見ていた。



「修司?食べないの??」



『あ、うん、食べるよ』



なんか…よくね?

この感じ。


新米夫婦、みたいなさ。



と、そこへまたもや


【ピーンポーン】


インターホンが鳴った。