「うわぁ~…

キレイな部屋!!


男の子の部屋ってもっと汚いと思ってた!


ってかいい匂い!

もしかして今日の夜ご飯、カレー?!」


俺は髪の毛を掻き上げる。


この人…ホントに25歳?

この人…ホントに先生?



『柚木ちゃん』

俺はくしゃくしゃな髪のままで柚木ちゃんに声をかける。



「ん?なぁに?」


いやいやいや…

なぁに?
とか、その顔…マジやばいから。



『カレー食ってく?』


そう俺が聞くと柚木ちゃんは満面の笑みで



「うん!」


と、頷いたのだった