「もうさぁ~仕事大変なのよぉ~
ね~聞いてる~しゅーじー!」
加奈さんはお酒も入りテンションマックス。
ムダに絡みついてくる。
『加奈さん。
そろそろ、お酒…やめません?』
加奈さんにアルコールを勧められた柚木ちゃんと新はノックアウト。
2人とも完全に潰れてる。
俺はなんとか加奈さんの誘いを断り、いつも通り。
「修司ぃ~そんな母親みたいなこと言わないでよぉ~」
お酒の缶を取り上げた。
ったく、大丈夫かよ、加奈さん。
『風に当たりましょう。
きっと頭、冷えますよ』
加奈さんは立ち上がろうとしてよろける。
そんな加奈さんを支え、ベランダに出た。
「うわぁ…キモチいいー!」


