「明日病院行こう?」
私は頷く。
「一日でも早く病院
行かなきゃ下ろせないんだよ」
私はしたを向いたまま
お母さんの正しい言葉達に
だんだん涙がわいてきた
「ごめんなさい」
私にはお母さんにそう
言うしかなかった..
「誰が教えてくれたと思う?
さっき電話でヒトシ君から
知らされたんだよ?
でも、僕の子供じゃないって
お母さん混乱してなかなか
話を上手く聞けなかった」
我慢してた涙が溢れ
わめきながら泣く私に
お母さんは泣いて目が
腫れてる目で私を
見つめていた。
「ヒトシの子じゃない」
「大学生って言ってたよ?
でもね、ヒトシ君ははっきり
僕の子じゃなくても
アイナには変わりないから
これから先付き合って
いきたいんですってちゃんと
お母さんにいってきたんだよ」
私は色んな感情が
混ざり合いなかなか
泣き止む事ができなかった。


