休み時間になり クラスの人たちが 私の席に 集まって来た。 みんな一斉に 色々言ってきて 愛想笑いで返した。 「しおりちょっと来て。」 「うん・・・。」 私はクラスの人たちに 謝り優梨奈に ついていった。 優梨奈は教室の 外にでて廊下の 壁にもたれた。 下を向いていて 顔が見えない。 「何で黙ってたん??」 「ゴメン。」 「あたしには 教えてくれても いいことやん!!」 優梨奈の声は 廊下中に 響き渡った。 優梨奈の目から 涙が流れた。