「キミってどっから引っ越してきたん?」
ハルのその質問にあたしは前自分が住んでいたところを書いてみせた。
「うわ、めっちゃ都会!」
その言葉に苦笑い。
「なんでこんな田舎来たんや?」
「…」
どうしよう…なんて返事しようか。
あたしは俯き考えた。
「あ、言いにくいことやった?」
顔を上げると眉毛の下がった表情をしたハルがいた。
【おばあちゃんがこっちに住んでるから】
と書くと、
「そうなんか。ばあちゃん元気なん?」
ホッとした表情をしたハルはおばあちゃんの心配さえしてくれた。
それに笑って頷いた。
嘘は 言ってない。

