冬物語




「何に吃驚したん?」


ハルが心配したような顔と優しい声でそう聞いてきた。



「ここ書いて?」




【ユイのこと きらい?】




ノートを見せると、



「・・・はぃ?」




聞き返された。




「なんでそう思ったん?」




「・・・。」


やっぱりこっちでは普通なんだ。




【うざいっていってたから】





「あ~・・・。んっと。ごめんな。うざいとか簡単に言ったらあかんよな。うん。吃驚さしてごめん。ユイコのこと別に嫌いとちゃうよ。」




ホッ






「関西のノリはやっぱし分からんよな。っていうか、んなもんわかってたまるか!て感じか。」



と言って苦笑いしているハル。