何か話さなくちゃ…
そのことに必死で.裕太郎があたしを見てることに気付くハズなくて。
「…華南、」
「っ、何…っ」
裕太郎に呼ばれて隣に顔を向けると.唇に柔らかい感触が。
って…え?…あれ………??
「ゆうたろ…」
裕太郎はいつもみたいに子犬のようで可愛くて.天然な顔なんてしてなくて。
変わりに見たのは.意地悪そうな顔をした裕太郎だった。
違う...
今目の前にいる裕太郎は
あたしがすきになった
裕太郎じゃないよ。
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