暑い夏には似合わない 涼しい風が通りすぎていく‥。 「正直、君には感謝してるよ」 「え‥?」 「秋菜を笑顔に変えたのは君だ」 「それは…」 「ありがとう」 俺は照れくさかった。 「秋菜をよろしく頼むよ」 なんか焦って動揺して… でも‥ 「はっはい!!」 俺は精いっぱいの返事を笑顔で返した。 秋菜の父さんは微笑んで 俺の肩をポンポンと叩いた。 俺はすごく 心が暖かくなった…。 .