「秋菜」

「なに?」


「明日、時間ある?」

「うん。検査終わったらヒマだけど…どして?」

「話したいことあるんだ…明日秋菜の検査終わったら病院まで迎えに行くから」

「わかった」


「あ…俺、用事あるからもう行くな?」
「うん…。」


秋菜が少し悲しそうな顔をしていたから

俺は、秋菜の頭を撫でた。


「また、明日な?」

「うん♪」


俺たちは笑顔で別れた。

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