｢ねぇ…聞いてもいい？｣
｢うん｣
｢朱鷺也は私といて幸せだった？｣
あの頃・・・・
｢幸せだったよ｣
｢ありがとう…秋菜さん待ってるんじゃない？｣
｢なんで知ってんだ？｣
｢…内緒……じゃあね｣
最後のはなんか気になるけど
まぁ…いいや。
それより、秋菜に電話しないと
｢はい…｣
｢秋菜？｣
｢…｣
どうしたんだ？
｢ねぇ朱鷺也くん｣
｢ん？｣
｢明日地球が無くなったらどうする？｣
｢は？｣
変な質問に少しびっくりした。
俺は少ししてから
｢今一番そばにいて欲しい人と一緒にいるかな｣
って言った。
恥ずかしいけど…
秋菜…一緒にいたいよ
｢そっか｣
｢うん｣
｢あ、私…用事あるからもう切るね？｣
｢そっか…じゃあ、またな？｣
｢うん、バイバイ｣
元気なかったけど
大丈夫かな…。
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