僕は公園を後に、少し人気のある場所に移動した。
「ねぇねぇ、何してんの?」
ギャル系のお姉ちゃんが声をかけてきた。
「お茶飲んでんの!」
軽く返した。
「今から暇?」
チャラチャラした服装に似合いそうな顔をし、嬉しそうに笑いながら言う。
「暇じゃない」
「えー!暇になってよ」
・・は?
なんで俺様が
見知らぬお前の為に
暇にならなければ
いけないんだ―・・?
・・ん?
僕変わったな・・。
「カラオケ行こう?あ、なんなら・・」
彼女は急に小さな声になり・・
「ホテルでもいいよ」
なんて耳元で言った。
―身の毛がたった。
「興味ないから無理」
冷たく言い放った。
