行く宛もないが、着替えて外に出た。 だが、この行為がまた僕に衝撃を与える事になる事も知らずに・・僕は笑っていた。 *************** 誰かに逢うとか騒ぎたいとかいう気分ではなかった。 ただきれいな空気を吸い、快晴の空を見ていたかった。 僕は近場の公園に行き、少しの間ベンチに座っていた。 賑わう声も聞こえない空間。 僕は、この世界に一人だけじゃないのか・・。 そんな事を考えていた。 ただする事もなく時間だけが過ぎていった。 気がつくと午後3時をまわっていた。