「大丈夫。だから、今日は一人にしてくれないかな・・?」
「わかりました。なにか用がありましたら、呼んで下さい」
ミチさんは、ペコッと頭を下げると部屋を後にした。
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昨日、あれから一睡も出来なかった。
先生の泣き顔が脳裏にこびりついて離れない。
きっと先生はもう僕を見てくれない。
「どうして・・俺は・・」
“先生”なんか好きに・・
こんなに苦しい恋ならば、いっそのこと僕なんか消えてしまえばいいのに・・。
消えて泡になったら、先生は笑ってくれるだろうか。
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