「えっ・・そういう意味じゃないの・・」
お互いが気まずそうな口振りで話す。
「じゃぁ・・何?」
「・・あなたとの・・・きよ・・」
先生は語尾を小さな声で並べた。
「なに?」
「だから・・・・」
「だから?」
「好きよ・・」
先生は照れた顔で、はっきりと言った。
「本当に?」
僕は信じられずに聞き返した。
「うん・・」
「でもなんで声出してくれないの?」
不思議な会話が続く。
「だって・・恥ずかしいじゃない・・。」
先生はプイッと視線をそらす。
「演技でもいいのに」
「演技なんて嫌よ。だって、私本当にあなたとのH気持ちいいんだから・・・っ」
と言い切ったところで、先生は“あっ・・”という表情を浮かべた。
