―午前7時。 いつもの時間に目覚ましが鳴る。 カーテンの隙間から朝日が差し込む。 「なんかよく眠れたなあ」 独り言を呟きながら目覚ましを止めカーテンを開ける。 今日も1日が始まろうとしている。 「おはよう」 男女関係なく挨拶をしてくる。 正直、朝からは目障りだ。 だけど、そんな事は顔には出さない。 「おはよう」 と言って笑う僕。 「よっ、聖夜」 「おはよう」 翔太の顔を見るとなぜか落ち着く。 ・・親友だから・・? そのまま教室に向かい朝のHRが始まる。