次の日
また、夜どこかへ
行こうとしていたら

美咲は言った
「あたし帰る。
明がね、夜遊びなんて
してほしくないんだって
私たちまだ16だし
あんまり遅く帰るの
よくないと思うし…」

「私も美咲に賛成。
最近あんまり
遅すぎたし」

「2人はいいよ。
思ってくれる人がいて

でもうちは1人何だよ?
付き合ってくれても
いいぢゃん」

「そんなことないよ。

葵の親だって
心配してると思うし

葵だってかわいいし
すぐ彼氏できるって」

そうして
私たちは
もう夜遊びは
やめた。