何ヵ月経っただろう…最後に口づけを交わして以来会いに行っていない。

自分の中のケジメでもあった。これ以上同じ時間を過ごしては目を覚ました時に辛くなる。

最後の口づけは暖かかった。
今でも蘇る―
初めて口づけを交わした夜のような錯覚も覚えた…


その感覚と笑顔の記憶を刻みながら1日を乗りきってきた。


気付いたら病院の前にいた…