なにがこんなに苦しめて
なにがこんなに悲しいの


三度目の電話で結ばれたよね
泣きじゃくるあたしに
別れを告げたあなた
気づけば好きと言っていて
喜んでくれたあなた
何度も呼んだ
あなたの名前


寂しいのかわりに
好きと言えば
気づいてくれたんだ


ありがとうなんて言葉じゃ
安っぽすぎて


なにかとバカにしてくるけど
バカの数と同じくらい
かわいいといってくれた


年明け早々喧嘩するカップルなんて
うちらくらいだよって
今じゃ笑ってはなせるんだね


あなたが一人苦しんでるとき
自分の無力さに気づきました
待ってることしかできなくて
信じることしかできなくて
あなたが苦しいときは
あたしも苦しいんだって
初めて気づきました


あなたが笑ってはなしてくれたこと
すべて覚えてるといいたい
笑い声が大好きで
あたしも笑えるから


電話なかなか切れなくてごめんね
一度きくと離れられなくなるから
あなたの声が大好きだから


なにかあると心配してくれたよね
そんなあたたかさが大好き


素直になること難しく考えて
あなたを困らせてたんだね
簡単なことなのに
強がらずにはなせばよかったね
逃げ出さないで向き合っていたら
何か変わっていましたか?


二人で見た景色はないけど
二人で思い浮かべた未来なら
たくさんあるから
二人で築くことが不可能と言うなら
あたしは一人で成し遂げる


会えない日々は辛くても
語り合った日々は幸せでした
付き合うには短すぎるけど
時間なんて関係ないよね
確かな愛を感じたから


もしもこの先
おなじ道を歩めなくても
あなたの望んだ未来なら
頑張れる気がするから


大人になったあたしを
あなたは愛してくれますか?
幼すぎたあたしを
愛してくれますか?


答えなんてわからないのに
日々聞きたいことが増えてるんだ
あたしの心も
あなたを欲してしまう


綺麗なあなたが
素直な気持ちで
誰かを愛せる日がきたとしても
あたしはあなたを
見守っているよ


いつまでも
いつまでも
永遠に、、、



―END―