青瓶奇譚




「彼女がいるのね」



そうかすみは聞いてきた



「うん…」



ぼくは



かすみにそう聞かれたとき



とても痛いところをつかれたような気がした



さわってはいけない植物にふれて



その棘に刺されてしまったような



そんな気持ちになった