しばらくすると大介君のお母さんが来た。 「こんにちは。」 「こんにちは。 大介寝てる?」 「はい。」 「そう・・・。 茉莉恵ちゃん、お話があるの。」 「はい。」 お母さんについて病室を出てベンチに腰掛ける。