それからは
体育館前で
先生に怒られて
ながぁ―――いッ
校長先生の話を聞いて…
やっとクラス移動に
なった。
クラス表を
見に行くとちゅうに
「ゆーーーなッッッ!!!」
と わたしの肩を
おもいッッきり
叩いてきたのは…
「マナッ?!!」
中学の時
親友だったマナが
いた。
「久しぶりッ!!」
「ビックリした~…てかマナ違う高校じゃなかったっけ??」
そう。マナは頭が良いから
わたしより1ランク上の高校を希望していた。
なのに…なんで?
「あの高校 オープンスクール行ってみたら
マジメそ~なヤツしか
いなかったのよッ!!
…で、ゆなに内緒で この高校受けようなかぁと思って受けてみたら
受かったの」

